新解剖学 第21骨 人間の進化が見える!尾骨をリスペクト

尾骨は、脊椎の一番下にある骨。
かつては尾骶骨(びていこつ)と呼ばれていたこともあります。

人間の尾骨は3-6個の尾椎が骨結合していて、よくよくみるとしっぽのような形をしています。
果たして、尾骨はしっぽなのか!?

そもそも、しっぽはどのような役割・機能があるのでしょうか?
代表的な3つをご紹介します。

1.体のバランスをとる
特にライオンやトラなどの野生動物は、狩りの時に獲物に向かって全力で走り、方向転換の時にしっぽでバランスをとって、スピードを維持します。

2.体を保温する
犬や猫などが、寒いとき体を丸めて、しっぽでくるっと体を包むようにしているのを見たことはありませんか?
あれは体温低下を防ぐ効果があるのです。

3.コミュニケーションをとる
嬉しい時にしっぽを振ったり、おびえている時にしっぽをたれ下げたり、相手を威嚇する時にしっぽをピンと立たせるなど。
動物はしっぽで感情を表現します。

私達人間は、この3つを別の方法で克服していますよね。
進化の過程で、人間にはしっぽが必要なくなり、尾骨が残ったのではないでしょうか。

ちなみに、京都にある平野神社は、神様の使いとされているリスのしっぽでおみくじを巻いているそうですよ。かわいいですね。


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キャスト:しもっち先生、ほねっち
動画制作:マジ×かる実行委員会
BGM: DOVA-SYNDROME