カテゴリー別アーカイブ: しもっち先生の解剖学

新解剖学 第37骨 ふるいのような造形美!篩骨をリスペクト

今回は、篩骨。
篩(ふるい)の骨って書いて、篩骨。
「ふるいにかける」ってよく言いますよね。
篩とは、粉上のものを入れて、そして振って粉と固形物を分ける道具です。
この道具は、多数の細かい網目があり、砂利などを篩にかけると細かい砂と石ころを分けることができますよね。
それが篩ですよ。

さて、篩骨は、どこにあるかというと……ここ。横から見るとここです。
篩骨は頭蓋骨 (とうがいこつ) で、目のくぼみである眼窩 (がんか) と鼻腔の一部をつくる骨なんですよ。
「篩骨は普段意識することは少ないですが、目と目の間にこのような篩骨という骨があることを覚えておいてくださいね」
「し・こ・つ」

篩骨をアップで見るとこんな感じなんですよ。
これは前面から見た篩骨です。
かっこいい形ですね。
篩骨は篩のように骨内に多数のこのような空洞があるために篩骨と呼ばれるようになったらしいですよ。
この空洞は蜂の巣に見えることから、篩骨の蜂の巣と書いて篩骨蜂巣(しこつほうそう)と呼びますよ。
ちなみに私達は昔から穀物を粉砕して皮を分離するために篩を使っていました。

今だと、挽いたコーヒー豆を選別する篩もあるらしいですよ。
https://xenontenter.com/kruve-sifter/

コーヒー作りのチャンピオンも「ドリップのポイントは篩を使って微粉を取り除くこと」といっていますよ。

篩って、今も昔も大切なんですね。
篩骨も、超マニアックだけど、無いと困るんでしょうね。

篩骨の存在を認識して、応援しましょう。
それでは、篩骨を応援よろしく~

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新しいスタイルの解剖学講座がスタートしました。
解剖学マニア・しもっち先生が、豊富な知識を熱意とオリジナリティあふれる解釈で包み込み、あなたの脳にインプット!!
今までにない切り口で解剖学を語ります。

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(1)看護師/鍼灸師/理学療法士/作業療法士/医師
などの医療従事者やその関連の学生さん。

(2)ヨガ/ピラティス/エアロビクス/
など運動指導をしているインストラクターやトレーナーさんやその学生さん。

(3)リハビリ/フィットネス/肉体改造/ダイエット/
などに励んでいる全ての挑戦者さん。

(4)体の機能にまつわる歴史や知識など、解剖学を楽しく学びたい方。

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キャスト:しもっち先生、ほねっち
動画制作:マジ×かる実行委員会

新解剖学 第36骨 歌って覚える7つの骨!足根骨をリスペクト

今回は、足根骨。足の根元の骨。
足根骨は全部で7つあるんですよ。
これが7つの足根骨です。
立方骨,舟状骨,内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、距骨,踵骨です。
横から見るとこんな感じです。

この動画で、7つの骨をすべて覚えてみよう。
足根骨を覚えよう。
まずは立方骨。
立方骨・立方骨・立方骨・・・リッポンコツ、リッポンコツ・ポンコツ・ポンコツ……ポンコツ。。
立方骨は、ポンコツ。
立方骨がポンコツって覚えたら、この絵をご覧ください。
じゃ〜〜〜ん

この絵のタイトルは、
ポンコツな船に乗る、ナイチュガイな巨匠。
「ポンコツな船に乗る、ナイチュガイな巨匠」
ポンコツは立方骨。ピラミッド型の骨ですよ。
船は舟状骨。船の形をした骨。
ナイチュガイ。内・中・外。楔状骨の3兄弟。
巨匠の巨は距骨のキョ。足首にあるサイコロのような骨。
巨匠の匠は踵骨のショウ。カカトのことです。
ポンコツな船に乗るナイチュガイな巨匠。
「ポンコツな」立方骨!
「船に乗る」舟状骨!
「ナイチュガイ」内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨!
Hey
「巨匠」距骨と踵骨!

ポンコツな船に乗る、ナイチュガイな巨匠。
ポンコツな船に乗る、ナイチュガイな巨匠。
覚えてくれましたか?
何回も繰り返し動画を見てくださいね。

それでは、足根骨を応援よろしく~


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新解剖学 第35筋 目線を上げるのに一躍!後頭下筋をリスペクト

今回は、後頭下筋。
頭と首をつなぐ4つの筋肉群。
頭の位置を正しくするのが後頭下筋。
こちらの筋肉をまとめて、後頭下筋群と言います。
この青いところが大後頭直筋(だいこうとうちょくきん)。軸椎、頚椎の2番の棘突起から後頭骨まで繋がっています。
この部分が小後頭直筋(しょうこうとうちょくきん)。環椎・頚椎の1番の後結節と後頭骨を繋げています。
これが上頭斜筋。頚椎の2番の横突起と後頭骨を繋げています。
このピンクのところが下頭斜筋(かとうしゃきん)。頚椎2番の棘突起と頚椎1番の横突起を繋げています。
後頭下筋は、頭部の後屈と側屈と回旋作用がありますよ。
また、物を見る時に、目の動きに合わせて、微細な動きをするとともに、頭がぶれないように固定しています。
後頭下筋は、目線が斜めにならないように、水平を維持するためにも一役買ってるんですよ~
そのためパソコンなどで長時間作業をしてしまうと、この筋肉たちが疲れてしまうんです。
「疲れたくないよ、しもっち先生どうすれば良いの〜?」
後頭下筋のストレッチをしましょうか。
背筋を伸ばして、片手で頭を押さえて、下を向くだけ。
これで伸びていきますよ。これを30秒。
あとは後頭下筋を親指でモミモミ。モミモミ。モミモミ。
軽くで結構です。気持ちいいですよ〜。モミモミ。モミモミ。

目がシャキーン、パッとしますよ。
「シャキーン、パッ」
後頭下筋を応援して、一緒にシャキーンパッしましょうね。
それでは後頭下筋を応援よろしく!

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新解剖学 第34筋 えくぼに関係!大・小頬骨筋をリスペクト

頬の表情筋のひとつ、大・小頬骨筋(だいきょうこつきん・しょうきょうこつきん)。
この筋肉をしっかり使えると口角が上がり、すてきな笑顔になりますよ。

シュッとしたフェイスラインを作る、大頬骨筋。
この筋肉は、えくぼに関係しています。

解剖学的な研究では大頬骨筋がえくぼと関連していることが提唱されています。
大頬骨筋の若干の筋肉の個性によって、えくぼが出る方と出ない方が分かれるとのこと。
異なる人種の人々を対象に行った研究では、どこでも10~40パーセントの人々にえくぼがありました。
(※しもっち先生、ココにリンクが入ると思うのですが、台本に書いてませんでした。不要でしたらこの文章消してください)

小頬骨筋は大頬骨筋と共に連動して表情を作る筋肉の一つと言えます。
大頬骨筋と小頬骨筋が衰えてしまうと、顔がたるんで老けていきます。

衰えないためにはどうしたらいいかって?
それは…喜怒哀楽をしっかり出すこと!
泣いたり、笑ったり、時には怒ったり。表情をいっぱい使うんです。

大・小頬骨筋をたくさん使うために、喜怒哀楽をいっぱい出しましょう!

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新解剖学 第32筋 背骨を支える気配り屋!多裂筋をリスペクト

体幹筋のインナーマッスルのひとつで、腰痛を語る上で外せない…その名も多裂筋(たれつきん)!

多裂筋は背骨を支えている筋肉。
ここを上手に使えないと背骨を支えることができなくなり、腰が丸まったり猫背の原因になります。

体幹の回旋時に作用する筋として知られていて、多裂筋をストレッチしたりトレーニングすることは、野球やゴルフなど回旋動作をするスポーツと腰痛の関係を考える上でかなり重要なんです。

また、回旋と伸展を同時にできる多裂筋のおかげで複雑な体幹動作ができるのですが、それゆえに、腰の多裂筋は痛めやすい筋肉。
大切にしてあげましょう!!

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